夜勤をするときの体調管理法

仕事中の細菌感染以外で、看護師が体調を崩すきっかけとして挙げられるものの中に「夜勤」があります。
夜勤が入ることで、生活のリズムが乱れてしまい、体調維持が難しくなるからです。

そこで、体調管理の方法の1つとして、「朝日を浴びる」という方法をおすすめします。
人間には体内時計があると言われていますが、この体内時計が狂うと体調がおかしくなるそうです。
そのため、朝日を浴びて、体内時計をリセットすると効果があると言われています。
ですから、仕事のない日は、遅い時間までゆっくりと寝ていたい人もいるかもしれませんが、出来る限り早朝に目を覚まし、朝日を浴びるようにしましょう。

それから、体内時計は食事のリズムとも密接に関係していると言われています。
ですから、仕事のある日もない日も、できるだけ朝、昼、晩の食事は決まった時間に取るようにしてください。
些細なことかもしれませんが、食事の時間を決めておくことで、生活のリズムを整えられるのです。

また、夜勤時に疲労を蓄積させないためには、仮眠を取ることも大切です。
短い時間に熟睡することを「マイクロスリープ」と呼びますが、このマイクロスリープを行うことで、短時間で疲労を解消することができると言われています。
マイクロスリープはとても短い時間で十分なので、15分程度でも構わないそうです。
それに、仮眠が長いと、仕事明けに眠れなくなり、逆に睡眠のリズムを崩してしまうこともあります。
したがって、休憩時間に目をつむり、15分程度眠ってみるのが効果的とのことです。
スマホのタイマー機能を使えば、寝過ごすこともないでしょう。

このような方法は、長時間の勤務が多い看護師におすすめです。
疲労をためないためにも、ぜひ今日から実践してみてはいかがでしょう。